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2011.03.18

UPSで輪番停電生活

東北関東大震災にて被災をされた皆様にお見舞いを申し上げます。

我が家は震度5にみまわれましたが、酒瓶がひっくりかえることもなく、ギネスのおもちゃが落ちて割れちゃったくらい。先日導入したREGZAは、設置時に使い道が分からなかった耐震ベルトを付けたばかりで、これも倒れることもなく。 ふっるーい家ですが、近所で屋根瓦が落ちた家もあり、同じエリアにある従兄弟の家は建て直ししたばかりなのに、壁がごっそり落ちてたり。

自分は下町育ちの江戸っ子ですが、流れる血は山形と福島ハーフなので、親戚が集う福島・山形は大変そう。 全員無事だったので一安心ですが、親戚の自衛隊・原発マンは現地で復興にがんばっております。

自分もネットワーク屋として、もう少ししたら仙台遠征に入る予定ですが、とりあえず現時点で出来ることは節電と募金。 献血はもっと後の方がいいらしいので待ちつつ、お家の輪番停電に備えてUPSを導入しておきました。

単一、単二乾電池が品薄で、懐中電灯やらの明かり確保が大変ですが、長くなりそうな節電生活で、UPSはなかなか便利なアイテムなので実導入した感じをメモしておきます。 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まず、UPSってなんぞ( ;゚Д゚)?

って一般の方だとなると思いますが、UPSとは「Uninterruptible Power Supply」の略で、日本語だと「無停電電源装置」と書きます。 IT系職業の方なら見たことはあると思いますが、一般の方だと知らない方が多いでしょう。 簡単に書いてしまうと「大きい充電バッテリ」みたいなものです。 でかいeneloopみたいな感じ。

どーいう用途で使われてるかというと、今回のような震災時や停電時に、サーバやルータなどの機器が停電により落ちないように使われます。

[大本の電源]~[UPS]~[サーバ]

上の様に電源を接続し、平時においてはUPSに充電しつつ、サーバへの電源供給はUPSをスルーして大本の電源から直接供給される仕組みです。 停電が発生すると、瞬時に電源供給が切り替わり、UPSから継続して行われるので、サーバは動き続けられるという仕組みです。

通常の用途としては上述のようにサーバなどの、IT系機器のバックアップ電源として使われます。 停電でいきなり電源が落ちるとサーバが壊れてしまう可能性が高いからです。 ではUPSだけでサーバが稼働し続けられるのか? というとそんな事はありません。 これらの機器は電気をとても食うので、このまま使い続けているとUPSのバッテリが無くなってしまい、結局電源が落ちてしまいます。 UPSの規模によっては結構な時間動かし続けられる事も可能ですが、そーいうものは業務用のお高いUPSですので、市販されていて買えるようなものでは、良くて1時間くらいサーバを動かせるぐらいです。

で、その1時間以下で何をするかというと、安全にサーバなどの機器を停止する訳ですね。 いきなり落ちてぶっ壊れるのを防ぐための、保険のようなものです。
 
 
 
こっから本題。

よくある使い方としては上述のサーバなどを守るためのUPSですが、別にサーバだけを繋げられる訳ではありません。 一般家庭にある100Vコンセントが付いてるので、停電時の家庭用バッテリとしての役目も十分に果たしてくれます。 UPSのバッテリ容量によりますが、停電時の明かり確保、ラジオやワンセグ・携帯の電源としては、輪番停電の2~3時間保たすことが事が可能です。 輪番停電が終わればUPSは大本の電源からの充電を再開しますので、2回目、翌日の停電でもバッテリ残量を気にすることはありません。
 
 
 



※サンプル紹介のためAmazon Link貼ってますが、品薄だったり流通混乱のため、秋葉原などの電気街の方が入手しやすいかと思われます。

Amazonで高評価・売れ線なのが上記2台。自分は左側の「APC RS 550」を使用しております。 こいつのいいところは、正面のLEDで情報が色々わかりやすい点。 現在何ワット使用しているのか? 今の使用ワット数で何分保つのか?などがわかるのが便利です。

自分は実家の居間に家人用向け導入してますが、繋いでいる機器は「液晶TV」と「石油ファンヒータ」に「LED電気スタンド」の3点。 この3機を動かしたまま停電が来ると、ふつーに動き続けるので停電きたのに気がつかず、「UPSのバッテリが上がったwボスケテwww」 とか携帯に連絡来たりします(´Д`)
 
 
 
そして、気になるのが「どれくらいの時間がもつのか」という点だと思いますが、実際に導入してみた感じでは「UPSバッテリ容量の1/10使用量」で、60~90分ぐらい… という具合です。
わかりにくいので具体例で上げてみます。 UPSフル充電からの例です。

APC RS 550 は 330W のバッテリを持ってます。 これに液晶TVを繋いで、録画予約が動いてる時の消費電力が33Wです。(TV視聴はしてません。録画だけ) あとはLED電球の電気スタンド消費電力が4W。 合わせて消費電力が37W。 これを APC RS 550 だけで稼働させると、「あと70分で電池切れ」と表示されます。

他の例
石油ファンヒータとLED電球をつけたままの場合。
石油ファンヒータは最初に点火する時に大容量の電気を使いますが、継続して動かしてるときの電気は結構低いです。 我が家のだと機器に書いてある値で45Wくらい。 これにLED電球追加して合計が50Wほど。 これぐらいだと、@40分バッテリが持ちます。

全部つけた場合。
液晶TVが視聴時で140W ファンヒータが45W LED電球が4W 合計189W
これだと10分動きます。

普段は全部繋げて動いてますから、輪番停電時にこのまま動かしていると10分でバッテリ切れ… となりますので、停電が来たら速やかにTVは電源オフ。 別の暖房準備が整ったら(湯たんぽとか超アナログw)ファンヒータも落として、あとはLEDの明かりだけでUPSを動かします。 フル充電の状態からだと、4W LED電球だけで7時間以上、点灯させ続けられます。

液晶TVはリモコンで電源OFFっても、大本の電源はUPSに繋がってますので、ごく少ない待機電気量の消費は発生しますが、うちの場合1W以下ですので無視していい値。 それで大本を落とさずに済むので、録画予約とかの情報は維持できますし、緊急時にTV付けて短時間情報確認することも可能。
 
 
 



こーいう事態になると、LED電球消費電力の低さを身をもって体感出来ますね。
消費電力の低さと安さから、Pana製の40W ものを使ってるのですが、電球60W相当のものを使えば、消費電力は6~7Wほどなので4時間くらいの稼働は可能で、普段と変わらない明かりが確保出来る計算です。
 
 
 


もっと小さい、片手に持てるサイズのUPSなどでは、200W以下のものもありますが、4W LED電球なら輪番停電時間ぐらいは持ちそうですし、これだとなにかあればUPSごと電気スタンドと持ち歩けるのもいいですね。
 
実際に試してみたのは居間にある、TV、明かり、ファンヒータのみですが、ファンヒータなどは稼働中に停電きた場合は動くのを確認出来ましたが、停電した後に動かすことは出来ませんでした。 点火時にごっつい電気量を使うからですね。 こーいう使い方はUPSメーカとしても想定外でしょうし、バッテリの保ちなどにも影響を与えると思いますので、試されるときは自己責任で気をつけてお願い致します。 
 
 
 
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